2008年6月15日日曜日

クロード・モネ 散歩と日傘の女性

昨日、今日と特別展関係の作品をご紹介しましたが、モネが見たくなりませんか?って、私だけかな?
で、超有名な作品。きっと、誰でも1度は見かけたことのあるだろうものを。
季節的にも、ちょうどいいように思います。

1875 散歩、日傘を指す女 ワシントン­・ナショナルギャラリー モネw381

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

実は、上の「散歩」と、「睡蓮と太鼓橋」。コレを学生の頃に見て、惚れたんです。
「睡蓮と太鼓橋」・・・当時の紹介ではこんなタイトルがついていたと思うんですが、最近の日本語訳では「日本風の橋」と、なっているようです。
で、上の「散歩」・・・モデルは、カミーユ・モネ夫人と、息子のジャン。


1886 日傘の女性 オルセー美術館 モ­ネw1076

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

この上と下の「日傘の女性」のモデルは、オシュデ家の次女シュザンヌ。
オシュデ氏は、モネの支援者だったんですね。

1886 日傘の女性 オルセー美術館 モ­ネw1077
送信者 クロード・モネ デジタル美術館



ちょっとしたエピソード***
オシュデ氏とは、1876年に知り合い、モンジュロンの城の装飾画を制作したのが始まり。
その後オシュデ氏の破産で、オシュデ家の人々と共にヴェトゥイユへ引越し。
数年後、カミーユの死を経て、オシュデ氏とはオシュデ夫人アリスとの関係で複雑になり、アリスと子供たちを連れて引越したのが1881年。10年後、1891年オシュデ氏の死。1892年にアリスと2度目の結婚。モネとアリスの結婚後4日。シュザンヌがアメリカ人画家のセオドア・バトラーと結婚しています。

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