2008年8月31日日曜日

モネの積みわら-夏の終わり

モネは積みわらをテーマに連作をたくさん描いています。
その中から、私の気に入ったものをピックアップしてみようと思います。
先ず、その1として、季節的にもちょうどいいものを・・・
1891 積みわら、夏の終わり、朝 オル­セー美術館 モネw1266
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


モネは、冬の季節の積みわらの方が数が多いのかな?
明日以降は、一気に冬に向かって行きます。
いろんな表情を見せる積みわら。
「光と色の革命児」と、言われるクロード・モネの代表作と言えるものばかりです。
明日の積みわらもお楽しみに♪

2008年8月30日土曜日

ルノワールのダンス3部作その3

一昨日・昨日とプージヴァル・田舎のダンスとご覧頂きました。
今日は『都会』のダンスです。
ドレスが見事ですよ♪
プージヴァル・田舎のダンスのドレスも素敵でしたが。
なるほど『都会』なのね。洗練されている・・・と言うのがいいのでしょうね。
雰囲気も、先のものとは少し違うように感じます。

ルノアール-1883都会のダンス-オルセー美術館
ルノアール-1883都会のダンス-オルセー美術館 posted by (C)hirofox

さて、明日はモネをお送りしようかと思っていますが、ルノワールのように人物に焦点を合わせてのもは余りないんですよね。連作ものにしようかな?とも思うのですが・・・どれにしよう。
連作ものは、本当に連作で数も多いですし・・・その中から、特に気に入りのを・とは思っていますが、何にするか。。。。どうぞ、お楽しみに♪

2008年8月29日金曜日

ルノワールのダンスその2

今日は、2つ目。田舎のダンスです。楽しそうですよ♪
ルノアール-1883田舎のダンス-オルセー美術館
ルノアール-1883田舎のダンス-オルセー美術館 posted by (C)hirofox

いかがですか?
.

2008年8月28日木曜日

ルノワールのダンス3部作その1

ルノワールは、シチュエーションを変えて、ダンスの絵を描いています。
それぞれ、いい味が出ているんです。
今日は、その1として。。。
ルノアール-1882プージヴァルのダンス-ボストン美術館
ルノアール-1882プージヴァルのダンス-ボストン美術館 posted by (C)hirofox

いかがですか?
明日のその2をお楽しみに。

2008年8月27日水曜日

クロード・モネの『舟遊び』

モネの舟遊びはいくつかありますが・・・有名どころでもある2点を紹介します。
モリゾ・ルノワールとは描かれた時期も違いますがイメージも違うんです。
先の両名の作品は遠風景の一部で開かれた感じがしました。
モネの作品は近風景の一部というのがいいのでしょうか。
1887 舟遊び 国立西洋美術館 モネw­1152
送信者 クロード・モネ デジタル美術館



1887 エプト川の舟遊び、ノルヴェシ­゙エンヌ号 オルセー美術館 モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


ノルヴェシ­゛エンヌ号の方が私は好きなんです。

2008年8月26日火曜日

ルノワールの『セーヌ川の岸辺』

昨日のモリゾの『夏の日』と比べてみてくださいね。
今日はルノワールの「セーヌ川の岸辺」
ルノアール-1879アスニエール・セーヌ川の岸辺-ロンドンナショナル・ギャラリー
ルノアール-1879アスニエール・セーヌ川の岸辺-ロンドンナショナル・ギャラリー posted by (C)hirofox

これも、船に女性が2人で乗っているんです。遠景だけど、何かいい感じ♪

2008年8月25日月曜日

モリゾの『夏の日』

今日は、モリゾの作品をご紹介しましょう。
morizo-Summers_Day1879
morizo-Summers_Day1879 posted by (C)hirofox

モネやルノワールも似たようなシチュエーションの作品があります。
明日以降にご紹介しますね。比べてみるのも面白いですよ。v(^-^)v

モリゾのこの『夏の日』は、水鳥が泳ぎすぎていくというシーンがいいですね。
思わず、微笑んでみてしまいそうです。(⌒‐⌒)

2008年8月24日日曜日

マネのライラック

コレも静物画。そして、この『ライラック』は、有名どころですのでどこかで見た事あるんじゃないかな?
クリスタルの感じが良く描かれていますよね。どうしたら、あんな風に出来るのかしら。。。


マネ-1882ガラスの花瓶のライラック
マネ-1882ガラスの花瓶のライラック posted by (C)hirofox

キレイだよね~~~。

2008年8月23日土曜日

マネの静物画

風景や人物がばかりでしたので、今日は静物画にしましょう。

マネの静物画。芍薬の花瓶。「はぁ~・・・みごと」としか言えない私の語彙の少なさが恥ずかしいです。

マネ-1864芍薬の花瓶-ルーブル印象派美術館
マネ-1864芍薬の花瓶-ルーブル印象派美術館 posted by (C)hirofox

花びらの柔らかさが良く描かれていますよね。見事です。

2008年8月22日金曜日

マネのアルジャントゥイユ

今週は、マネで始まって、間をルノワールが飾っていますので、マネに戻りましょう。
マネの描くアルジャントゥイユです。

川面の色が当時物議を醸したそうですよ。
当時の常識?では、水面の色は『緑』で書くのが普通だったそうです。
それを『青』で表現したマネ。容認派と批判派に分かれていたそうです。
マネ-1874アルジャントゥイユ-トゥルネー美術館
マネ-1874アルジャントゥイユ-トゥルネー美術館 posted by (C)hirofox

ちょっと、俗っぽい見方なんですが・・・男性が女性を口説いているように見えませんか?
面白い作品ですよね。

2008年8月21日木曜日

ルノワール ぶらんこ

ルノワール*ルノワール展のときに、ご紹介していたつもりだったんですが・・・
過去を見ていたら、まだだったようですので。
「ぶらんこ」です。楽しそうな1コマですね。

ルノアール-1876ぶらんこ-オルセー
ルノアール-1876ぶらんこ-オルセー posted by (C)hirofox

2008年8月20日水曜日

2008年8月19日火曜日

ルノワールの草原の坂道

このところ人物画が続いていますので、今日は風景画にしましょうか。

ルノアール-1877草原の坂道-オルセー
ルノアール-1877草原の坂道-オルセー posted by (C)hirofox

コレを見て、何か連想するものはありませんか?
私は、大のモネ好きですから。。。連想がそっちへ流れちゃうんですよね~。。(-_-)ゞ
Ans. 「ひなげし」です。カミーユとジャンを描きこんだひなげし。
どんな絵かというと。。。。。。。↓こんな絵。
1873 ひなげし オルセー美術館 モネ­w274
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


なんとなく。。。ですが、構図的に似ている気がしませんか?

2008年8月18日月曜日

エドワード・マネのバルコニー

手前の座っている女性のキツイ眼差しが印象的だと思うんです。
マネ-1868バルコニー-ルーブル印象派美術館
マネ-1868バルコニー-ルーブル印象派美術館 posted by (C)hirofox

マネの求める『美』は十分に表現できてますよね。
とても綺麗な作品です。
ただ、不思議なのは、3者ともに視線の向け先が違う事でしょうか。とても不思議。

2008年8月17日日曜日

マネとルノワールの競作?

競作というわけではないと思うけど。。。 同時期にモネのところを訪ねて、
画架を並べて描いたとしか思えないですよね。
広範囲に描いたのがマネ。青いシャツの人がモネですよ。
カミーユとジャンに絞ったのがルノワール。カミーユはモネのモデルの他にもルノワールやマネのモデルも勤めていたんですね。

マネ-1874庭のモネ一家
マネ-1874庭のモネ一家 posted by (C)hirofox

ルノアール-1874カミーユと息子ジャン
ルノアール-1874カミーユと息子ジャン posted by (C)hirofox

カミーユの服とジャンの服、マネとルノワール共に同じ色・デザイン・ポーズでしょ。
それに花。あと、鶏。描かれている位置は違うけど同じ鶏が描かれています。

どちらが好みですか?
この2枚なら、私はマネのほうかな~。。。もちろん、ルノワールのほうもいいけど、どちらかを選ぶとしたら。。。マネかな?

2008年8月16日土曜日

ルノワールの描くフレデリック・バジール

ルノワールとバジールは、1862年グレールの画塾で友人となっています。モネやシスレーともね。
で、ルノワールは他にも仲間の肖像を描いているんです。そのうちの1枚ですね。
ルノアール-1867画架に向かうフレデリック・バジール-オルセー
ルノアール-1867画架に向かうフレデリック・バジール-オルセー posted by (C)hirofox
バジールは、塾生の中でも背の高かった人らしいので、・・・昨日のバジールのアトリエの中央に立っているのが、バジールなんですが、それからも分かりますよね。
大きな身体を小さくまとめて描いている姿が、足の組み方が・・・可愛い。といったら失礼でしょうか^^

2008年8月15日金曜日

私が惚れたバジールの作品

バジールの作品をもう1つご紹介いたします。
コレを見て、フレデリック・バジールという画家に興味を持ったんです。
バジール-バジールのアトリエ1870
バジール-バジールのアトリエ1870 posted by (C)hirofox

中央の背の高い紳士がバジール本人。絵を見ているのが、マネとモネ。階段の下に座っているのが、ルノアールで、階段の上で話している相手が批評家のゾラ。ピアノを弾いているのが、画家の友人であるエドモン・メートル。


もう一度、簡単にフレデリック・バジールの経歴を書いておきましょうね。
フレデリック・バジール 1841-1870 
印象派モネやルノワールと親交のあった画家。
1841年、フランス南部の都市モンペリエでワイン製造を営む裕福な名家の子孫として生まれる。同地で医者になるため医学を学び、さらなる医学の飛躍を求め1862年パリへと赴く。パリでは医学を学びながらシャルル・グレールの画塾にも通い始める(このため高度な教育を受けたバジールは印象派の画家の中でも特に頭脳明晰かつ博識の人物であった)。
1864年、医学試験に失敗し、絵画に専念する決意を固める。シャルル・グレールの画塾ではクロード・モネ、ルノワール、アルフレッド・シスレーと交友を重ねた。
1870志願して普仏戦争へ、そしてその年の内に戦死した。

2008年8月14日木曜日

バジールの村の眺め

もう少し、バジールの作品をご紹介しましょう。
今日は、風景画にしましょうね。
バジール1868キャステルノー=ル=レズの村の眺め-ファーブル
バジール1868キャステルノー=ル=レズの村の眺め-ファーブル posted by (C)hirofox

1870年に亡くなっていますので、印象派とはいっても、初期のころになるんですね。
年齢的には、モネやルノワールと変わらないんですけどね。
徴兵でなく志願兵・・・なんですよね。。。なぜ?と思わずにはいられません。

2008年8月12日火曜日

今日は、ちょっと。。。イメージ的には濃いかな~~~。。。。(*≧m≦*)
でも、こんな時代にも水泳・・・というか、水遊びしていたんですね~。
という感慨からご紹介します。

バジール1869夏の情景、水浴する男たち-フォッグ美術館
バジール1869夏の情景、水浴する男たち-フォッグ美術館 posted by (C)hirofox

1841-1870 印象派モネやルノワールと親交のあった画家。
1841年、フランス南部の都市モンペリエでワイン製造を営む裕福な名家の子孫として生まれる。同地で医者になるため医学を学び、さらなる医学の飛躍を求め1862年パリへと赴く。
パリでは医学を学びながらシャルル・グレールの画塾にも通い始める(このため高度な教育を受けたバジールは印象派の画家の中でも特に頭脳明晰かつ博識の人物であった)。
1864年、医学試験に失敗し、絵画に専念する決意を固める。シャルル・グレールの画塾ではクロード・モネ、ルノワール、アルフレッド・シスレーと交友を重ねた。
1870志願して普仏戦争へ、そしてその年の内に戦死した。

2008年8月11日月曜日

モネの画家の庭

夏!!と、いえば・・・ひまわり。モネのひまわり。
で、安直ですが゚( ゚^∀^゚)゚。ひまわりの咲く庭の絵をご紹介しましょう。
1881ヴェトゥイユの画家の庭 ワシン­トン・ナショナルギャラリー モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

光と影の表現が絶妙ですよね。
夏の暑さが感じられる作品だと思います。


こんな庭のある家に住んでみたいものです。。。うらやましい~

2008年8月10日日曜日

モネの浜辺の風景

モネは海の絵って、結構多いと思うんです。
その中から、観光を楽しむ風景?かな~?
。。。 優雅な雰囲気の絵だと思います。
1870トゥルーヴィルの浜辺  ワース­゙ワース・アテネウム モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

2008年8月9日土曜日

モネの庭のワンシーン

コレもアルジャントゥイユのモネの庭でも風景ですね。
ただ、私的には、カミーユの顔が影で黒くなっているのがね~~~。。。今一・・・と思っているんですが、いい絵ではあります。背景のお花がいいですね。
1873 カミーユ、ジャン、乳母 個人 ­クロード・モネw280
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

2008年8月7日木曜日

モネのサンタドレスの庭

昨日のサン・タドレスのテラスをご紹介しましたので、今日は、同じサン・タドレスの風景をご紹介します。 自然の中の風景はもちろんですが、こんな手入れのされているお庭の風景もいいものです。
空の青がまぶしいですね~♪

1866 サン・タドレスの花咲く庭 オル­セー美術館 モネw69
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

2008年8月6日水曜日

モネのサンタドレスのテラス

コレもモネの代表作品として有名ですね。学校の教科書にもたぶん載ってると思ったな。。。その位有名な作品です。

1867 サン・タドレスのテラス メトロ­ポリタン美術館 モネw95
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

普仏戦争の影響なのかな?・・・遠景に軍艦が描かれていますね。

ただの客船やヨットなら良かったのに・・・と、思わずに入られません。戦争反対!!

でも、コレも歴史の一部なんですよね。。。。。。。

普仏戦争では、モネの画塾仲間のバジールが戦死しています。

遠景に軍艦、テラスでは優雅な憩いの場。なんともいえないマッチングなんですが、テラスの情景はとてもいいんですよね。

2008年8月5日火曜日

モネの海辺にて

カミーユ・モネを描いた作品です。
奥に見えるのが、たぶん、乳母とジャンだと思うんですが。。。

1870 海辺にて、モネ夫人 J.H.­ホイットニー夫妻蔵 クロード・モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


こういう絵を個人で所有できるって。。。。。。。。。。ウラヤマシィ・・・

2008年8月4日月曜日

カミーユ・ピサロの夏の木陰

今日もアッツイですね。
こんな木陰が欲しいです~゚( ゚^∀^゚)゚。

カミーユ・ピサロ1877夏の木かげの小道-オルセー
カミーユ・ピサロ1877夏の木かげの小道-オルセー posted by (C)hirofox
深い緑と強い日差し。このコントラストが織り成す妙。いいですね~♪

2008年8月2日土曜日

フェルメール 手紙を書く夫人と召使1670

今日からフェルメール展が開催されます。

ヨハネス・フェルメール
1632-1975 43歳没 オランダの風刺画家 *最初は物語画家を目指したが途中でオランダ風俗画家へ進路変更した。 フェルメール作と言われるものの中で「聖女プラクセデス」は真偽が分かれているようだ。他にフェルメールの作品ではないかと思われる作品も10作品ほどあるらしいが、真偽の程は分からない。いづれにしても、生涯制作37点はとても少ない画家であったようだ。

今回、来日予定だった『絵画芸術』が渡航中止となり、代わりに
フェルメール-手紙を書く婦人と召使1670
フェルメール-手紙を書く婦人と召使1670 posted by (C)hirofox
が、初来日することになったようです。***そうすると、今回のフェルメール展では、初来日作品が一挙5作品ということになります。
すごいですね~。コレは、ぜひとも、足を運ばなくちゃいけないですね。

東京都美術館で 8/2~12/14 まで

2008年8月1日金曜日

モネのポプラ、その2

モネのポプラの、その2です。

コレは~、季節的にどうなのかな。。。夏?。。。それとも、少し早かったかしら?

晩夏または初秋の頃の絵かな?

この絵は、国立西洋美術館に行けば、営業に出ていない限り見ることが出来ます。

松方コレクションのひとつです。

1891 日を浴びるポプラ並木 国立西洋­美術館 モネw1305
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

この絵も、明るくて綺麗な絵と思います。

空の青とポプラの葉の緑が気持ちを明るくしてくれますよね。