2008年6月29日日曜日

コロー展より その2

カミーユ・コロー1840パレットを持つ自画像-フィレンツェ・ウフィツィ美術館
カミーユ・コロー1840パレットを持つ自画像-フィレンツェ・ウフィツィ美術館 posted by (C)hirofox

カミーユ・コロー1870パリ近郊の農家の中庭-オルセー
カミーユ・コロー1870パリ近郊の農家の中庭-オルセー posted by (C)hirofox

カミーユ・コロー1871ドゥエの鐘楼-ルーブル美術館
カミーユ・コロー1871ドゥエの鐘楼-ルーブル美術館 posted by (C)hirofox

カミーユ・コロー1840ロニーのベリー公爵夫人の城-ルーブル美術館
カミーユ・コロー1840ロニーのベリー公爵夫人の城-ルーブル美術館 posted by (C)hirofox
このような建物系もコローの作品です。どことなく優しい感じがします。

更に、ごらんになりたい方は、下のアルバムへ行ってください。
現在、UP完了している画像は「28」あります。
まだ、風景編が終わっていませんので、人物編は来週くらいになりますね。
カミーユ・コロー
カミーユ・コロー by (C)hirofox

2008年6月28日土曜日

コロー展より

コロー展に行ってきました。色の調和というのでしょうか。いいですね。
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 1796-1875
風景画家。自然に即した風景画家として注目を浴びる。のちのバルビゾン派の聖地となるフォンテーヌブローの森も早くから描いている。
詩的な画風で、作品も国家買上げとなる。55年パリ万博美術展でグランプリに輝く。しだいに、色調が銀灰色を帯びた叙情的な神話の風景画が多くなる。

では、作品のいくつかをご紹介いたします。ご覧くださいませ。
カミーユ・コロー1830ヴィル=
カミーユ・コロー1830ヴィル=ダヴレー池の堰-アラス美術館 posted by (C)hirofox

カミーユ・コロー1870ヴィル=
カミーユ・コロー1870ヴィル=ダヴレーの池-アジャン美術館オルセーより posted by (C)hirofox

カミーユ・コロー1852ヴィル=
カミーユ・コロー1852ヴィル=ダヴレー水門のそばの釣り人-モントリオール美術館 posted by (C)hirofox


まだまだ、他にもありますので、順次ご紹介してまいります。
どうぞ、お楽しみに♪

2008年6月23日月曜日

コンスタンブル。ロマン主義の時代。

今日は、ちょっと。。。寂しい絵なんですが、その中に情緒のある絵をご紹介いたします。
時代的には、ロマン主義の時代になるんでしょうか。
この絵の描かれてから、10年~20年の後にはラファエル前派と呼ばれる時代を経て、印象派へと時代は移り変わってゆきます。

ロマン主義の時代・・・新古典主義は、単一的で、均整のとれた美を追求した。それに対して、ロマン主義は個性美を追求し、社会の慣行に反抗し、古典主義の様式からの自由を求めた。
ロマン主義は、個人、主観、不合理、想像力、自然、幻想的、怪奇的、非現実的といったものを強調した。
上記は、時代の簡単な説明です。

ご紹介の絵は、・・・自然・幻想的・・・に当たるのでしょうか。情緒のある絵だと思います。

コンスタンブル-アランデルの水車場と城1837
コンスタンブル-アランデルの水車場と城1837 posted by (C)hirofox

コンスタンブル-デダムの水門と水車場1820
コンスタンブル-デダムの水門と水車場1820 posted by (C)hirofox


なにが、どうというのではなく。ただ、ただ、見入ってしまう。
寂しいイメージではあるんですが、とても、キレイな絵でしょう。

2008年6月22日日曜日

モネの庭で。モネとルノワール

モネの庭で、モネが描いているところを描いたルノワールの作品です。
ルノアール-庭で描いているモネ1873
ルノアール-庭で描いているモネ1873 posted by (C)hirofox

1873 アルジャントゥイユのモネの庭 ­ワシントン・ナショナルギャラリー モネ­w286
by クロード・モネ デジタル美術館


たぶん同じ庭だとは思うんですが、少しアングルが違いますね。
ルノワールが描いたときに、描いていたモネの絵って、どんなだろう。。。
今は、それが分からないので、いつか。。。分かったらいいな。と、思っています。

2008年6月21日土曜日

クロード・モネの「睡蓮」

クロード・モネの作品で代表作の1つで、一番の有名な「睡蓮」。
日本の美術館にもたくさんの「睡蓮」があります。
その一部を紹介します。

1903 睡蓮 ブリヂストン美術館 ­モネw1658

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

ちょっと、さみしいイメージではあるんですが、とてもきれいな絵で、睡蓮の小さな花が印象的。


1907 睡蓮 ポーラ美術館 モネw16­99

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

赤い睡蓮の花が、静かな中にも明るいイメージになっているように思うんです。
水面に反射する空の青がキレイ。


1908 睡蓮 東京富士美術館 モネw1­731

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

とても、寂しい感じの絵ですが、なんだろう。。。ひきつけられる何かがありました。
この絵は、モネ大回顧展に出品されていたと記憶しています。
長く、この絵の前に佇んでいたな♪

モネの睡蓮は250点以上あると聞いています。今後も少しづつご紹介していきたいと思っています。

2008年6月20日金曜日

モネのアンティープの風景

1888 アンティーブの朝 フィラデル­フィア美術館 モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


1888 アンティーブ岬 愛媛県立美術館­ モネw1193
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


朝の絵のほうが、明るくて好きですね。^^

2008年6月19日木曜日

ムリーリョの貝殻をもつ少年たち

今日は、気分的に祈りたいような・・・そんな感じがするので。

ムリーリョ_貝殻をもつ少年たち
ムリーリョ_貝殻をもつ少年たち posted by (C)hirofox

ムリーリョの絵も好きな絵のひとつです。
厳粛な中にも、やさしさを感じます。

2008年6月18日水曜日

モネの絵にも似た構図のものがあります。

昨日のシスレーの絵と、似た感じの絵はモネも描いています。

シスレー-サン・マメスの橋1881これが、昨日のシスレー。
シスレー-サン・マメスの橋1881 posted by (C)hirofox

コレがモネの絵。
1873 アルジャントゥイユの鉄橋 個人­ モネw279

コレもモネ。
1874 アルジャントゥイユの橋 ワシン­トン・ナショナルギャラリー モネ

1873アルジャントゥイユの橋そして、これがルノワール。
1873アルジャントゥイユの橋 posted by (C)hirofox
先の1873年のクロード・モネと同じときに描いたものと思われます。


シスレー-サン・マメスの眺め1881コレが昨日のシスレー。
シスレー-サン・マメスの眺め1881 posted by (C)hirofox

こっちがクロード・モネ。
1873 アルジャントゥイユのセーヌ川 ­オルセー美術館 モネw198


ね。似た感じがするでしょう。
それなのに、そこから感じるものは、なにか・・違うんですよね。
川の流れの風景の方ですけど、
シスレーのは、その向こうが気になります。行ってみたい?そんな感じかな?
モネの方は、そこに佇んで、水面を眺めていたい。。。飽きることなく、見ていたい。そんな感じがするように思います。

2008年6月17日火曜日

シスレーのサン・マメスの絵

シスレーもモネの友人の一人。
そのシスレーの絵もいいんですよ。

で、ご紹介する絵。なんか似ている絵に思い当たりませんか?

シスレー-サン・マメスの橋1881
シスレー-サン・マメスの橋1881 posted by (C)hirofox

シスレー-サン・マメスの眺め1881
シスレー-サン・マメスの眺め1881 posted by (C)hirofox


さあ、誰の何の絵とにているんでしょう゚( ゚^∀^゚)゚。
解答は、後ほど。。。

2008年6月16日月曜日

1899 睡蓮の池 ロンドンナショナル­・ギャラリー モネ

昨日紹介した「散歩 日傘を差す女」とともに、モネに惚れた作品。

1899 睡蓮の池 ロンドンナショナル­・ギャラリー モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


この ↑ 睡蓮と太鼓橋に惚れたんです。
いい絵ですよね。綺麗ですよね。光の加減がねいいんですよ。


これと同じアングルでも、たくさんの絵を、モネは描いています。
エート。。。オルセー美術館所蔵だったと思いますが、その時々の表情を見せている太鼓橋もいいんですよ。

1900 睡蓮、薔薇の調和 オルセー美術­館
送信者 クロード・モネ デジタル美術館


1899 睡蓮、緑の調和 オルセー美術館­ モネw1515
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

更に、他にも、このアングルで描いています。プーシキンの白い太鼓橋は、私の惚れた絵に非常に類似しているんです。これは、いづれ、またのご紹介に致しましょう。

どうぞ、お楽しみに♪

2008年6月15日日曜日

クロード・モネ 散歩と日傘の女性

昨日、今日と特別展関係の作品をご紹介しましたが、モネが見たくなりませんか?って、私だけかな?
で、超有名な作品。きっと、誰でも1度は見かけたことのあるだろうものを。
季節的にも、ちょうどいいように思います。

1875 散歩、日傘を指す女 ワシントン­・ナショナルギャラリー モネw381

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

実は、上の「散歩」と、「睡蓮と太鼓橋」。コレを学生の頃に見て、惚れたんです。
「睡蓮と太鼓橋」・・・当時の紹介ではこんなタイトルがついていたと思うんですが、最近の日本語訳では「日本風の橋」と、なっているようです。
で、上の「散歩」・・・モデルは、カミーユ・モネ夫人と、息子のジャン。


1886 日傘の女性 オルセー美術館 モ­ネw1076

送信者 クロード・モネ デジタル美術館

この上と下の「日傘の女性」のモデルは、オシュデ家の次女シュザンヌ。
オシュデ氏は、モネの支援者だったんですね。

1886 日傘の女性 オルセー美術館 モ­ネw1077
送信者 クロード・モネ デジタル美術館



ちょっとしたエピソード***
オシュデ氏とは、1876年に知り合い、モンジュロンの城の装飾画を制作したのが始まり。
その後オシュデ氏の破産で、オシュデ家の人々と共にヴェトゥイユへ引越し。
数年後、カミーユの死を経て、オシュデ氏とはオシュデ夫人アリスとの関係で複雑になり、アリスと子供たちを連れて引越したのが1881年。10年後、1891年オシュデ氏の死。1892年にアリスと2度目の結婚。モネとアリスの結婚後4日。シュザンヌがアメリカ人画家のセオドア・バトラーと結婚しています。

ルノワール・セザンヌ・ユトリロ・・・パリ100年展


ポール・シニャック1928ボンデザール-カルナヴァレ美術館

芸術都市パリの100年展 ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830-1930年
08.04.25-08.07.06 東京都美術館にて開催中

ルノワール1889ボニエール夫人の肖像-プティパレ美術館
ルノワール1889ボニエール夫人の肖像-プティパレ美術館 posted by (C)hirofox

ポール・セザンヌ1877聖アントワーヌの誘惑-オルセー美術館
ポール・セザンヌ1877聖アントワーヌの誘惑-オルセー美術館 posted by (C)hirofox

ユトリロ1919ラバンアジル
ユトリロ1919ラバンアジル posted by (C)hirofox

最後のユトリロは、何が公開されているのか分かりませんが、参考までに。

展覧会の開催は7/2まで、なので、残り開催期間は短いですが、行ってみて来たいですね。

2008年6月14日土曜日

コロー光と追憶の変奏曲展

コロー。。。とてもさみしいイメージの、それでいてなんというか、気持ちが落ち着くというのでしょうか。
現在は、画像はこの1つしか持ってないんですが・・・この絵は何年か前に、確か・・・都美館に来たことがあるんです。そのときに、一目見て、惚れました。繊細でいい絵だな~と思います。
カミーユ・コロー_木立の向こうに見えるヴィル・ダヴレーの池1871
カミーユ・コロー_木立の向こうに見えるヴィル・ダヴレーの池1871 posted by (C)hirofox


今日から開催です。夏休みになる前に行きたいかな。そうそう、コローの描いた「モナリザ」?「真珠の女」が、日本初公開なんだそうです。これは、見ておかないとね。(*^ー’)/

2008.06.14~2008.08.31 国立西洋美術館にて開催中

2008年6月13日金曜日

モネの赤い船♪

モネの最後の作品となった「睡蓮」のあるオランジュリー美術館所蔵の「赤いボート」
やはり、水面の反射がとても見事♪
そして、青い空がとても綺麗で、その中の赤がすごく印象的な作品。
また、もう1枚の「赤い船」はフォッグ美術館の所蔵ですが、これも赤が印象的ですね。

1874 アルジャントゥイユの赤いボート­ オランジュリー美術館 モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

1875 赤い船 フォッグ美術館 モネ
送信者 クロード・モネ デジタル美術館

2008年6月12日木曜日

モネとシスレーの水辺

1868 水辺、ベンヌクール シカゴ美術­館 モネw110
送信者 クロード・モネ デジタル美術館



シスレー-セーヌ川岸にある村1872
シスレー-セーヌ川岸にある村1872 posted by (C)hirofox


モネとシスレーも仲のいい付き合いがあったと聞いているからでしょうか。
2つの絵に、なんとなく共通点があるように見えるんですよね~。。。

いづれも、水辺のすがすがしい気持ちの良い絵だと思います♪

2008年6月11日水曜日

ルノワール

1888風景、プージヴァル
1888風景、プージヴァル posted by (C)hirofox

先月GWで開催終了した「ルノワール・ルノワール」展で、見た作品です。
この絵の雰囲気がとても良くて、しばらくいすに座って眺めていました。
(朝早く出かけたので、まだ混雑してなかったもので、用意されていたいすに座って鑑賞できたんです。)

あと、時間をかけて眺めていた作品は、これ↓。終の棲家。
ルノアール-1915レ・コレットの農家
ルノアール-1915レ・コレットの農家 posted by (C)hirofox


良かったですよ♪

2008年6月10日火曜日

フェルメールの作品をお楽しみください。

この夏。8/2~東京都美術館でフェルメール展が開催される予定です。
そのときに、来日予定の作品をご紹介します。 たぶん、初来日だといわれる4点がこれだと思うんですが。。。違ってたら、ごめんあそばせ(⌒m⌒)


フェルメール-マルタとマリアの家のキリスト1655
フェルメール-マルタとマリアの家のキリスト1655 posted by (C)hirofox

フェルメール-ディアナとニンフたち1656
フェルメール-ディアナとニンフたち1656 posted by (C)hirofox

フェルメール-リュートを調弦する女1664
フェルメール-リュートを調弦する女1664 posted by (C)hirofox

フェルメール-デルフトの小路1657-58
フェルメール-デルフトの小路1657-58 posted by (C)hirofox


すっごく綺麗な絵ですね。
この中では、一番上のマルタとマリアの~。4枚目の小路が私の好みですね。